メーカーさんと3社でソトプリの新商品の打ち合わせを行いました。
ユポ印刷専門のソトプリの強みを生かした展開ができればと考えております。
貴重なご意見もいただき大変有意義な時間になりました。
ありがとうございました。
現在のサイトに掲載していない商品でもご相談・ご要望があれば
お気軽にお申し付けください。
専門の現場スタッフが応対させていただきます。
㈱和歌山印刷所(本社/和歌山市狐島609-9、小島治社長)は今年7月、屋外用印刷物に特化したユポ印刷専門サイト「ソトプリ(https://sotopuri.com)」を開設した。最大の特長は、DDCPによる色校正が可能であることだ。同サイトを運営する和歌山印刷所は年間1000件以上のユポ印刷を受注してきた実績があり、その品質に自信を持っているが、それでも「希望があれば初回の注文は色校正の無料サービスを行っている。これにより当社のユポ印刷の品質を確認していただきたい」(百合川壮専務取締役)と、ユーザーに絶対の安心感を提供している。
同社の創業は昭和20年。高度成長期は「何でもできる印刷会社」を強
みとしていたが、時代の流れとともに「何でもできるというのは差別化にならなくなってきた」(百合川専務)。そして、“地域の困りごとを解決”する印刷会社へと業容をシフトしていく中、創業当初から得意としていた伝票印刷の人材と設備をリメイクして2013年に開設したのが、伝票印刷の通販サイト「伝票王(https://denpyouou.com)」である。
同サイトは、領収書・納品書・請求書・売上伝票・単票・複写伝票、特殊加工や一部訂正など名入れ伝票からオリジナル伝票まで、あらゆる伝票印刷のニーズに対応する。対応窓口は知識に長けた生産管理マンが常駐し、複雑な伝票印刷のアドバイスをユーザーに提供することで、安心と信頼感を持ってもらうとともに、総合通販のように営業日別の価格を設定した。
さらに2020年には、1冊からの極小ロットの需要に対応したサービス「フロムワン」を開始した。百合川専務は「伝票類は頻繁に減るものではないため、1冊で十分という顧客も多い。5冊で8000円よりも、1冊で6000円の方が良いという顧客も多い」と極小ロットのニーズが高い名入れ伝票について説明する。同サービスについては今後の普及に自信を示しており、全国から印刷会社の販売代理店を幅広く募集している。
一方、同社は地元では選挙関係の印刷物に強い“わいん”として知られている。ユポ印刷によるポスターからのぼり、DMなど選挙関連の印刷物をワンストップで手掛けてきたが、「選挙は何かと“しがらみ”が多く、通販サイトの方がやりやすいのではと考えた」(営業部:出口昌也部長)。
そこで同社は2009年、選挙関連の印刷物製作だけでなく、拡声器や各種ウェアなどを販売する選挙用品専門ショップ「必勝 選挙用品.com」を開設した。百合川専務は「大手との価格競争などで4年前に一旦撤退したが、それを起源として、ユポ印刷に特化した通販サイトとして生まれ変わったのが『ソトプリ』である」と話す。
「ソトプリ」は、選挙ポスターだけでなく、炎天下耐用ポスター、ゴルフスコア表、ハザードマップ、トリアージタッグなど、屋外で使用する様々な印刷物に対応する。「超耐光インキ」を使用していることが特徴で、出口部長は「自然光に対して色あせしにくい特殊なインキとなっている」と説明する。また、同社はユポ印刷歴30年以上、年間受注1000件以上の実績で品質に絶対の自信を持っているが、それでも初めてのユーザーにとっては心配がまったくない訳ではない。そのような不安を解消するため、「初めてのご注文では、ご希望があれば1回無料で色校正をサービスしているので、本機校正のリアルさを追求したソトプリのDDCPによる色校正をぜひ、お試しいただきたい」と出口営業部長は話す。さらに、同社ではUV印刷機ではなく油性オフセット印刷機でユポ印刷を行っており、それにより品質と価格の競争力を高めている。
「UV印刷機でユポ印刷を行うと色が濁ってしまうこともあるが、油性の場合はその心配がない。また、油性インキはUVインキよりも安価なため、その分、価格に還元できる」(出口部長)。
一方、速乾性についてはUV印刷に劣ってしまうが、5営業日での納品が可能だ。価格はA3カラー、ユポ紙(超耐光インキ使用)で税込4万2000円。前述のとおり、初回はDDCPによる校正が無料サービスとなる。
「当社はJapanColorの認証も取得しているので、安心して発注していただくことができる」(百合川専務)
同社は今年7月に東京ビッグサイトで開催された「販促EXPO」に出展し、「伝票王」と「フロムワン」、「ソトプリ」を紹介した。百合川専務は「ソトプリは来場者の関心度が予想以上に高かった」と手応えを感じているようで、9月28日〜30日にインテックス大阪で開催される「第3回関西販促EXPO」にも出展し、さらなる反響に期待する。
出口部長は「ユポ印刷は色の沈み方が分からない、水の調整が難しいなど、慣れていないと技術的に難しく、インキを無駄にしたなどの話を聞くことも多い。同業の印刷会社の皆様にも、30年以上のユポ印刷の経験がある“わいん”が運営する『ソトプリ』を活用していただきたい。同業者にとっても、安価で高品質な屋外印刷を提供する受け皿として展開していきたい」と話す。
専門店ならではのきめ細かなサービスで総合通販との差別化を図り、2023年3月までに2000万円の売上を目指すということだ。
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